道新を読んで...
今日は孫の運動会だ!
365日変わらず牛屋の朝は忙しく、そんな母親に代わり、二人のばあちゃんは弁当の準備に余念が無い。やっぱり女親だ。弁当作りを楽しんでる。
然し、外は雨だ!雨足こそ写っていないが...
今朝の道新の予報では、雨は早くに止み日中は晴れて24、5度まであがるらしい。
因みに雨の場合、隣の小学校の体育館を借りる様だ。同じく一面には、「桐生9秒98」男子100m。そして、日本人初「10秒の壁」突破、とある。9秒台を出してやっと世界のスタートラインに立てた、とコメントした桐生も素晴らしい!
30面の「朝の食卓」と言うコラムには、函館の講談師荒唐無形が書いた「全国落語大学」が目に止まった。
内容はこうだ。
素人演者が集う全国落語大学なるものが函館で開かれた。「年一回どこかで芸を見せ合おう」と言う事で1989年と言うから平成元年から始まり27回目だそうだ。自分が牧場を解放し酪農教育ファーム活動なるものを始めたのが平成3年1991年なので奇しくも軌を一にしている。
そして、「初めはハラハラしながら聞いていたが、今は心置きなく笑える」とは毎年欠かさず来てくださるかたの一言。
「好きだからやる」と言うアマチュアリズム。「好きこそ物の上手なれ」とも続く。そして、演者も年をとる。だが落語は年を重ねるほどに味わいを増す芸でもある。一番人気の演者は80歳台。27回も長く続いて来たのは、高齢化社会によく合ったイベントだからかもしれない。プロと一味違う、人生そのものの芸だ。と締めくくられている。
嘲笑を恐れずに言うなら、私が同じく27年続けてきた「酪農教育ファーム活動」も年々歳々高評価を受け、釧路管内は元より札幌市内の小学六年生の修学旅行での体験受け入れが漸増している。
ここ2、3年ではJTB教育旅行社から関西方面の高校生の修学旅行の依頼が増え、八尾高校、生野高校、奈良郡山高校、他一校。
その理由は札幌北園小学校長の栗原靖先生が、約30分の酪農、牛乳についての講話を聞いて、「廣瀬さんは専門性の高い酪農について学年に応じた分かりやすい話し方と、子供達の反応に即応した話術が巧みだ。我々教師こそ見習う可き事が沢山あり、非常に有意義!」と仰ってくれた事に帰一するのでしょう。また札幌八軒小の女性の校長は「以前ニセコに牧場体験に何度かいったけれど、体験の時間の為の体験で伝わる物が何もなかった。今回の広瀬牧場訪問も始めは懐疑的であったが、廣瀬さんの話しを聞かせて頂いて、前任校長が是非にと申し送りされた意味が今分かりました。」とこれまた天に上るほどの褒め言葉を頂いた。しかしハートシートの移植手術を受け、天に上るのは随分先送りしてしまいましたが...
さきほどのコラムにある様に、初めはハラハラしながら聞いていたが、今は心置きなく笑える!とは、私が子供達を前に話すのを見ていて、家内に同じ様な事を言われる。また「落語が好きだからやる」「好きこそ物の上手なれ」「年を重ねるごとに味わいが増す」とも続く。
わが酪農教育ファーム活動も同じく、定年の無いそれでいて有意義な活動だ!と確信した。
9月7日、釧路市立城山小学校からの体験終了後、帯広畜産大学に勉強に来ている外国人数人がジェラートを食べているのを見つけ、ミニ国際交流が始まった。