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2017年5月19日(金) 05:55

安江観山先生

下呂温泉への夫婦気まま旅の一コマ。
4月26日、いよいよ下呂温泉を離れる日が来た。前日、愛知在住の友人大橋さん(友人と呼ぶには恐れ多く、以前私が酪農家の全国組織、地域交流牧場全国連絡会の会長をさせて頂いた折、東海酪連の次長さんとしてお手伝い頂いた方)から「明日の朝迎えに行くよ。東京に行く新幹線は名古屋を何時に発つの?それまで少し車で案内するよ。」と電話を頂いた。
約束の時間にも正確に投宿先の湯の島館に来てくれた。きっちりとした性格は昔のまま!
挨拶ももどかしく、「新幹線何時?何処か行きたい所は?今飛騨路の桜が見頃なんでそっちね方はどうか?忘れ物は大丈夫?」と慌ただしく出発。
山あいの道を走り出すと早速満開のサクラ並木。ムラサキツツジ、レンギョウなども色どりを添え、演歌、奥飛騨慕情の舞台がここか⁉︎と感動。時には車を止め、家内と桜の共演(競演?)撮影会。
途中、大橋さんは道の駅「茶の里 東白川」に立ち寄ってくれる。そこで「安江観山先生」と運命の出会い!
体験茶房と言うコーナーが有り、白川茶が一煎で三度美味しい、という体験をして見る。(此処ではお茶の説明は省略)
その体験茶房へのアプローチや部屋の壁に、絹布に描かれたサクラの絵が十数点掛けられているのが目に飛び込んで来た。
IMG_0704.JPG
なんだか凄い⁉︎そう感じて店の人に作者について聞いてみると、描いたのは安江観山先生で近隣にお住まいなので、電話して見ますか?販売もしているんですよ!と言うではありませんか⁉︎
先生は日本画家の大家である事を 私は全くの無知でご尊名は存じあげず、只々絹布の自然な色合いを背景に描かれている桜の絵の色使いと濃淡に、心を奪われてしまったのでした。
お会いした先生は温厚で庶民的。気さくな感じ。
作品には人柄も滲み出ていてスッカリ虜になってしまいました。
私が阪大病院を無事退院したら、ウエモンズハートの店内に掛けて皆さんにご覧頂きたいと思っています。

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