異能
先日、稚内の友人太一君が忙しい中、こんな手作りのお土産を持って、2時間ほど寄ってくれました。
馬橇に止まっている2匹のテントウムシです。
一匹なんか今にも飛び立ちそうです。でも、鉄で出来ているので飛ぶのはねェ。
結構リアルなんですが、これは廃仏毀釈?では無く、廃物利用です。
私もこんな風に・・・
十勝農楽校の教室で使う教材などの小物入れとしては利用しているんですょ。
元々はこんな格好の給水器なんです。この大きなカップに牛が鼻を突っ込むと、中に垂れ下がっている舌状のものが押さされ、水が出てくるという優れものです。
つなぎ飼いの牛舎では、その昔はバケツに水を汲んできて与えたものでしたが一頭の飲む量が凄い。それでこういった給水器が必需品として何処の牛舎にも設置されて居ましたが、つなぎ飼いの牛舎では今でも標準装備されています。しかし使用年月を重ねると、カップの部分が錆びて穴が開いてきて交換が必要となります。
廃物利用と言う点では私も人後に落ちないつもりですが、テントウムシに見えるとは・・・・。スゴ~イ・・・!
太一君とは、げに恐ろしき異能の持ち主なのだ!!