段取り八分・・
今日も冷たい雨!!
今日午後1時半から地元帯広市の緑ヶ丘小学校4年生の見学があります。
十勝で盛んな酪農について勉強しているようです。
事前に質問事項の通知を受けているので、始まりに酪農についてお話をします。25年前に始めた頃は説明と言うものが非常に苦手でした。こちらの話を聞いてもらおうと必死になるんですがよそ見や私語は当たり前。なんとも辛い受け入れが続きました。そんな中専門用語を噛み砕いたり、クイズを折込んだりして集中させられるようになると達成感が得られ、お話することも楽しくなって来ました。
質問の1つに牛はどんな餌を食べているんですか?と言うのが有ります。そこで今日も草のサンプルを用意しました・・・・
右からオーチャード、ヨモギ、チモシー・・
同じく右からトクサ、白クローバー、ササ
更に、赤クローバーにタンポポ・・
これらを一種類ずつ名前当てクイズ、そして牛がその草を好きか嫌いかを当てさせます。いやあ、子供ってクイズ大好きですね~!このクイズから牛の飼料となる牧草と雑草を覚えてもらいます。
このようにクイズの他、お産や削蹄、体重測定の小道具の実物やイラストを見せたり、乳量の想像が出来る入れ物等‥事前の準備によって子供たちは勿論ですが、受け入れている自分も楽しめる様になって、オレって教師に向いているかも・・・!
「えっッ、何?2時間こっちを向けるのと一年間集中させることは大違い!!」だって?!
そういえば思い出した!農高時代の英語の教師で伊藤菊太郎先生と言う方がいらっしゃいました。最初の一時間目に菊太郎という大時代な名前がどうして付いたのか面白おかしく話してくれました。その後がいけない、授業の進め方が農高生の頭脳では理解不能だった様です。習う方もポン助、教える方も工夫がなく、その1年間の英語の授業は惨憺たるものでした!)
教えることに自分も楽しめて教師に向いてる・・・・・なんて、ホント、大いなる勘違いでした!!