北海道は大きい
10日の道新に、面白い広告が載っていました。
北海道の中に15の都府県が入り、且つ新潟県がもう1つ入るくらいの余白があります。
ざっくりした言い回しで日本の国土の2分の1が本州、本州の2分の1が北海道、北海道の2分の1が九州・・・・と言う風に習いました。このように北海道の地図にピースに分けた都府県を入れてみる(全く上手く当てはめたものです!)と・・・・、本当に北海道の広さを実感します。人口比は北海道538万人に対して組み込まれた15の都府県の人口は5327万人です。そして先に書いたように新潟県もう1つ分の余白があるのでプラス230万人ですか・・・?!
以前、デンマークを訪問した時に得た知識では、彼の国の国土は北海道の半分、人口はほぼ北海道と同じ500万人余り。農業の技術や協同組合精神、加工技術が高度に発展し、自動車や家電などの製造は海外に依存するばかり。ガソリン代も非常に高かった記憶があります。電力は"北海"特有の風を最大限利用した風力発電や家畜の糞尿を利用したバイオガス発電。それでいて国防軍まで持っている完全なる独立国(勿論のこと)でした。
北海道はデンマークと比べても農地の広さは遜色なく、広大で豊富な森林資源や水資源更には温泉などの地熱資源もあり、農業技術も国内はもとより諸外国に比してもまさに最先端を行っています。又、中国や韓国、中央アジア更にはロシア東部のカーゴ基地としても有望かも・・・・・
鳥羽伏見の戦いから始まる、幕府と薩長の戦いで各地を転戦し一時は榎本武揚や土方歳三らを中心とする蝦夷共和国が函館を首都として誕生していたけれど、函館戦争で政府軍に破れ、あっという間に消滅してしまいました。それから150年後の今、蝦夷共和国が存続していたら食糧の一大生産国として、貧しくても東京政府の予算に頼らず生き生きとした国作りが出来ていたのでは・・・