城之崎温泉
平成26年9月(頃)、京都での催事が終わった後、家内と二人でレンタカーを借り日本海側の京丹後市を目指しました。そこには平林衛さんと言う友人の牧場があり、私どもと同じようにジェラートショップ「そら」を経営しています。一日目は近くの間人温泉(たいざ温泉)旅館"炭平"に宿を取りました。海岸の高台にあって部屋、そして内湯からは日本海が一望できる素晴らしい温泉でした。
翌日丹後半島を一周して入り組んだ海岸線の変化に富む風景を満喫し、天橋立も行きました。そしてその橋立を一望できるロープウエイにも登って来ました。その夜は城之崎温泉に宿を移し、平林さん一家と食事をともにしました。到着後一風呂浴び、城之崎の温泉街を案内してもらいました。そこで出会ったのが・・・・この文箱です。
これは所謂藁細工だそうです。何処が藁?と思いますよね。箱の材質は桐です。上面、横面が藁の茎を広げて乾燥し着色したものを貼りつけてあり、鶴や松は所謂"象嵌"です。これは城之崎の伝統工芸で他の地域には見られないものだそうです。製作者は・・・
製作者は神谷勝さんと言う方です。少しピンボケですが、これは城崎町の指定無形文化財になっている様です。
右は私のものでA4のペーパーが充分に入る大きさです。左の桔梗に名が入っているのが家内のオーダーしたもので、一年半ぶりに届いたものです。
何を入れようかな・・・・