春を拾う2
何だこれ?何が悲しくて、枯れ枝の写真をアップしているの・・・?と言いたい気持ちは良くわかります。が、良~く枝先を見てください。白い物がチラホラ・・
もう一枚アップしてみます。
オォ、この写真なら目に付くと思います(なんも変わらん、なんて切り捨てないで下さい)。左の大木から右上のほうに延びている枝先を見てください!
そうです北海道の早春を象徴する辛夷の花です。昨日とは打って変わって寒さが身に染む今日、けなげにも辛夷の花が咲き始めました。嵐雪の句「梅一輪 一輪ほどの暖かさ」ならぬ「辛夷一輪 一輪ほどの暖かさ」です。今は亡き叔父が中学生になった頃と言いますから昭和24~25年に近くの藪から掘って来て植えたものなので、樹齢75年位になりますか。
父は、辛夷の花の付き具合でその年々の畑の豊凶を占っています。その言を信じれば今年は花の蕾が少ないような・・・・
今度は満開の写真もアップします。