まさかっちゃん
昨夜、幼馴染の「〇〇正和さんこと、まさかっちゃん」のお通夜があり、お参りに行って来ました。享年66歳。
昭和24年8月23日生まれと言っていたので、2学年上だったんですね。
幼馴染ながら良く知らないとは之如何に!?
私どもの住む帯広市36区地区は芽室町の北伏古地区と隣接していて、家は近くなので良く遊んだんだけれど、小学校に上がってしまうと徐々に疎遠になっていました。
小学校に上がった昭和32年の春、となりの「まっちゃん(小学6年生)」とうらの「ひろしちゃん(小学4年生)」との3人で「まさかっちゃん」の小学校で運動会があるから遊びに行こうと言う事になりました。
自分たちの通う小学校とは正反対の方向にズンズン進んでいくと帯広川があり、そこにかかる"境橋"を渡り更に半道ほど進むとスピーカーから流れる大音量の軽快な曲が聞こえてくるではありませんか。緩やかなのぼり坂を上りきると万国旗の下で小学生たちが走り回っているではありませんか。地区では農作業も一段落したおおぜいの家族たちがござを敷き弁当持参で見物に訪れごった返していました。
「まっちゃん」や「ひろしちゃん」に連れられた初めての小旅行。帯広川の南側に人が住んでいたことに驚いたことを今でも忘れません。こどもの世界の如何に狭い事か。
その後まさかっちゃんは食肉検査センターに奉職。
進む世界が変わり殆ど疎遠でした。
少し早すぎる死でした。
合掌