2014年7月30日(水) 08:02
広瀬牧場
ひろ~い
十勝は麦秋を迎え、あちこちでコンバインが走り回っています。
我々牛屋はそのコンバインがゾロゾロト落としていった麦稈を集めるのが仕事です。
目の前に見える薄汚れた水色の物体はトラクターです。もう20年選手。くたびれてきていますが働き者です。運転席から見た小麦を刈り取った後の畑で視界の先にはすでにロールされた麦稈が幾つも転がっています。
広瀬牧場では四戸の畑作農家から麦稈を全て貰い、出来た堆肥を一ヶ月分ずつ渡して使ってもらう。そんな事をもう20年近く続けています。契約書など全く無く、お互いの信義の上に成り立っている、そんなお付き合いです。今年は積雪が少なく土壌の凍結深度も深く、秋播き小麦もその被害か茎の数が少なく、従って麦稈の収量も昨年の70%程度。寝藁が一年間持つのか心配!!